Web制作会社を退職してフリーランスになった話。その1

仕事・働き方

野うさぎです。

20183月をもって、5年間勤めていたWeb制作会社を退職し、4月に独立しました。現在はフリーランスとして、フロントエンドエンジニア兼サウンドデザイナーとして働いています。独立するにあたって自分の中で考えていたこと、悩んでいたことなどをつらつらと書いていきます。

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今までの経歴

Web制作会社でのサイト運用、構築業務

私は某Web制作会社で5年間働いていました。Webサイトの運用、構築などのクライアントワークを1年半ほど経験し、それ以降はずっと某デザイン会社に出向していました。本社で働いていた期間よりも出向していた期間が長かったことになります。

本社では仕事柄、ずっと会社にいてPCと睨めっこ。外出もなく、仕事で会話をするのは同じ会社のエンジニアかデザイナー、ディレクターくらいでした。それまでの本社での仕事内容に不満があった訳ではなく、楽しく仕事をしていたのですが、「このままこの狭い世界の中に居続けていいのかな」という漠然とした不安がありました。

デザイン会社に出向

そんな中、突然人事に呼ばれ、出向のお話をもらいました。初めは環境が変わることに少し不安を覚えたのですが、それまで抱えていたモヤモヤもあり、「まあ環境が変わってもなんとかなるだろう!」と最後は勢いでお受けしました。笑

出向してからは、環境ががらりと変わりました。シンプルに言うと、プロジェクトの上流から納品まで携わることが多くなり、お打ち合わせなどで客先への外出が多くなりました。

アイデアブレストからUI / UX調査、技術調査、仕様検討、実装、ユーザテストなど、携われる業務内容が増え、一気に仕事の幅、知見が広がりました。クライアントとのお打ち合わせにエンジニアが行くのは当たり前。社外でビジネス的に面白い方々にお会いする機会が増えました。また本社にいた頃よりも、世の中の面白いプロジェクトを見る機会が格段に増えました。

サウンドデザインの仕事を任されるようになる

いきなりなんやねん、という話ですが。笑

出向先では、自分が得意としていたサウンド関連の技術を認めてもらい、サウンドデザインの仕事もさせてもらえるようになりました。元々趣味としてDTMをやっていたのですが、出向先でそのお話をしていたら「じゃあやってみない?」とチャレンジさせて頂いた感じです。今考えるとすごいお話ですけど。。

仕事内容としては、動画にBGMをつけたり、UI操作動画に効果音をつけたり、ハードウェアの操作時の音をつけたりといった内容でした。言わば音の何でも屋さんのような感じです。最初はノウハウがわからず四苦八苦していましたが、何度かお仕事していくうちに仕事の進め方に慣れていき、退職する最後の頃にはフロントエンドとサウンドデザインの仕事が半々くらいになりました。

しかし、こうして仕事の幅が一気に広がっていったことにより、今度は本社で抱えていたモヤモヤとは別の考え事をするようになります。

なぜフリーランスを選んだか

面白いと思える仕事に余計な事を考えずに飛び込める環境が欲しかった

出向先は社内、社外問わずビジネス的に面白いプロジェクトがたくさん転がっている環境でした。手を挙げればチャレンジさせてくれる環境ではあったのですが、それでも出向先の社員ではないという点、また出向先での部署の垣根もあり、チャレンジしたくても立場上できないということがありました。

また、出向してしばらくしてから、仕事で出会った方々から「プライベートで依頼したいことがある」というお話をよく頂くようになりました。しかし前職では、現代では珍しく副業が禁止でした。初めのうちは事情を説明してお断りしていたのですが、社外でもらうお話に限って、めちゃくちゃ面白そうなビジネスのお話だったりするんです。そんなお話をいつまでも指を咥えて見ていられるはずもなく、早々に開業届を提出し、秘密裏に副業を開始します。

しかしここで別のモヤモヤが生まれます。「世の中に貢献できる、面白い仕事ができるのに、なぜコソコソとやらねばならないのだろう」と。作ったものを「自分達で作りました!」とも言えず、拡散もできない。会社にバレたらヤバいなーという漠然とした不安を抱えつつ仕事をするというのも、なかなかにストレスでした。

このような背景があり、自分が組織に所属していることによるデメリットを強く感じるようになりました。「面白そう!」と感じたプロジェクトにすぐに全力で手を挙げられるにはどうしたらいいかと考えるようになり、結果的にフリーランスという働き方に行き着きました。

会社の評価・昇進システムに疑問があった

出向してからというものの、前述の通り仕事の幅が一気に広がりました。これまでエンジニアリングしかしてこなかった自分ですが、出向先のニーズに応えるため上流工程や全く違う畑であるサウンドの仕事のするようになりました。

しかし、本社の評価軸はあくまでエンジニアとしての力量、マネジメント能力だったりするんです。htmlcssjavascriptはどれくらい書けるか、部下を持てる力量があるかどうか、が評価の主体なんです。出向先への貢献度はオマケ程度にしか見られず。。上司からの印象はよいのですが、そのリターンがありませんでした。生々しい話ですがお給料がなかなか上がりません!笑

出向先からのニーズ、自分のなりたい将来像を考えると、次第に対価が見合わなくなるように思えてきたんです。

技術や貢献度がダイレクトにリターンとして返る副業の仕事と、会社での評価を比較した時に、大きなギャップを感じるようになりました。それならばいっそ、世の中に貢献した分だけダイレクトに評価をしてもらえるフリーランスになってしまおう、と思い立ったわけです。

 

Web制作会社を退職してフリーランスになった話。その2 に続きます。

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